「防犯カメラを天井につけたのに、肝心なところが映っていない…」
「でもカメラを目立たせると、お客さんの視線も気になるし…」
こんな悩み、ありませんか?
実は、ドーム型防犯カメラなら“さりげなく”“広く”映せるんです。でも一口にドーム型といっても、「全方位型・半球型・PTZ付き」など種類があり、見え方も大きく違います。
そして、設置場所や角度次第では効果が半減することも。だからこそ、事前に「どんな風に見えるのか」を具体的に知っておくことがとても大切なんです!
- ドーム型カメラって本当に死角が少ないの?
- 全方位型・半球型・PTZ付き、それぞれどう映るの?
- 店舗や駐車場では、どこまで映せるの?
そんな疑問を抱えるあなたに向けて、この記事ではドーム型防犯カメラの種類ごとの見え方や、設置場所別の実用例、さらには死角を減らすコツまで、まるっとわかりやすく解説します。
「もう設置して後悔しない!」そんな安心を得たい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
防犯カメラについて詳しく知りたい方は、防犯カメラの選び方を徹底的に解説した「防犯カメラの選び方を7つの手順で解説」から呼んでみて下さい。
当サイトは、防犯カメラに関する悩みごとを中心に解説しています。中でも防犯カメラをビジネスで利用される場合、相談できる業者はどこがあるのか?というお悩みをよく頂戴しています。
防犯カメラの業者選びに悩んでいる方は、「防犯カメラ設置はどこに頼む?費用・対応・安心感で選ぶ業者一覧」を合わせてご確認ください
ドーム型防犯カメラの基本情報|形状や見え方
ドーム型防犯カメラは「見た目が目立たず、広範囲をカバーできる」として飲食店などの店舗、オフィスなどに設置されています。
まずは形状や見え方について、ドーム型防犯カメラの基本を抑えていきましょう。
- ドーム型は「全方位型(360°)」の防犯カメラ
- ドーム型防犯カメラの見え方と強み
- 他形状(ボックス型・スマートカメラ)との見え方比較
見たい場所を確実に捉えつつ、威圧感も抑えたい。そんな悩みを持つ方に、ドーム型の特性がピッタリかもしれません!
ドーム型は最大360°を撮影できる広い画角が特徴

ドーム型防犯カメラは、最大で360°をを見渡せる広い視野が特長です。
半球型のカバー内にカメラが収まっており、どこを向いているか分かりにくいため、「カメラに見られている感」を与えづらいのもポイント。人の出入りが多い場所かつ圧迫感を与えたくない飲食店やオフィスでの設置に向いています。
特に天井中央に設置した場合、死角が極めて少なくなり、1台で複数の出入口やカウンターを同時にカバーすることも可能です。
「複数台設置せずに広範囲をカバーしたい」「お客様への圧迫感を避けたい」という方には、まさに理想的な選択肢です!
ドーム型防犯カメラの見え方と強み

ドーム型防犯カメラの見え方は、180°、360°と防犯カメラと比べて画角が広いのが特徴です。一般的な防犯カメラは80°から100°程度が標準的ですが、2倍から4倍の画角を確保できることになります。
- ドーム型防犯カメラの見え方
- 画角が一般的な防犯カメラと比べ2倍から4倍も広い
そのため1度の確認で、幅広いエリアの確認ができるのがメリットになります。
加えてドーム型防犯カメラの強みは、どこを見ているか分かりづらいという点です。
防犯上、防犯カメラが必要なことはすでに多くの方がご存じの通りですが、一方で「どこか監視されている」、もしくは「プライバシーを侵害しているのではないか?」といった心理的な圧力を感じてしまう方がいらっしゃるのも事実です。
そのためドーム型防犯カメラは、形状に丸みがあり環境になじみやすい、さらにカメラ自体がどこを向いているのか分かりにくいため、威圧的な感覚を受けにくいというのが特徴です。
こうした特徴を生かし、接客業や医療施設、介護施設にも導入されています。
- ドーム型防犯カメラの強み
- ・ドーム型の形状が環境になじみやすい
・威圧感を感じさせにくい
また、全方位型やPTZ(首振り)型など、可動範囲や画角が異なるモデルが豊富で、天井・壁など設置場所の自由度も抜群です。
「威圧感を感じさせず、だが万が一の際に役立つ防犯カメラが欲しい」という願いをかなえるのにぴったりです。
他形状(ボックス型・スマートカメラ)との見え方比較
ドーム型と他の形状のカメラでは、見え方も役割も大きく異なります。
| カメラ形状 | 見え方の特長 | 向いている設置場所 |
| ドーム型 | 広範囲・目立たない・死角が少ない | 店舗・オフィス・施設内 |
| ボックス型 | ズーム性能◎・抑止力が強い | 屋外・駐車場・出入口付近 |
| スマートカメラ | 小型で設置が簡単・通知機能あり | 自宅・小規模店舗 |
ドーム型の防犯カメラの特徴は、広範囲を確認でき、目立ちにくいという特徴がありますが、ボックス型防犯カメラ、スマートカメラと比較することで、さらにドーム型防犯カメラの特徴が分かるようになります。
他形状の防犯カメラについて、少し解説していきます。
ボックス型防犯カメラ

ボックス型の防犯カメラは、見た目に存在感が強く出ています。そのため犯罪を抑止するという目的においては、ドーム型防犯カメラよりも優れています。
しかし抑止効果が高い反面、店舗などの室内へ設置する場合はお客様への心理的な圧迫感が強くあります。そのため設置場所は屋外や駐車場といった場所に設置し、あえて目立たせて設置することで犯罪を抑止する目的で設置される場合が多いです。
またズーム性能に優れているため、狭い範囲を遠くまで確認するといった用途も、ボックス型防犯カメラの得意とする点です。
スマートカメラ

スマートカメラは、スマートフォンと連携することを前提に作られたカメラです。設置が簡単でご自宅にも設置しやすい形状になっています。
店舗などの室内へ簡単に設置することを前提にしているため、形状も丸みを帯びた可愛い形をしていることが多いです。
設置方法は機種によりますが、卓上へ平置き設置するのが多いです。そのためドーム型やボックス型の防犯カメラと比べて、壁や天井に設置するのを苦手としています。
ドーム型防犯カメラ

ボックス型防犯カメラ、スマートカメラと比較すると、ドーム型防犯カメラは丸みを帯びた形状で環境と調和しやすい、また天井や壁面へ設置できるため、幅広い範囲を撮影しやすいという特徴があることが分かりました。
- 他形状と比べたドーム型防犯カメラの特徴
- ・画角が広いため1つの端末で広範囲を撮影できる
・丸みを帯びた形状で周囲と調和しやすい
・天井や壁面へ設置できる
広範囲に撮影でき、死角もなくしやすくできるため、ドーム型防犯カメラは、店舗や事務所などの室内、また病院や介護施設、ショッピングモールなどのお客様が多くいらっしゃる場所に向いている防犯カメラです。
「防犯カメラの選び方を7つの手順で解説!設置事例20選を紹介」の記事で、防犯カメラの基本的な知識を幅広く解説しているため、合わせて確認してみて下さい。
▶防犯カメラの基本知識を解説:防犯カメラの選び方を7つの手順で解説!設置事例20選を紹介
種類別|ドーム型防犯カメラの見え方の違い

同じドーム型防犯カメラにも実は種類があり、形状や機能によって「見え方」は違います。設置後に「思っていた映像と違う…」とならないためには、あらかじめタイプごとの特徴を知っておくことが重要です。
ドーム型カメラは大きく分けて、全体が球形の「全球型」と、下半分だけドーム状の「半球型」の2タイプがあります。加えてPTZ機能付きのドーム型防犯カメラがあるため、主に3つの種類に分けることができます。
- 【全球型】防犯カメラ
- 【半球型】防犯カメラ
- PTZ機能付きドームカメラ
はじめに全球型と半球型の違いを簡単にお伝えしておきます!違いを押さえておけば、この後の話がスムーズに理解できるはずです。
| 種類 | 特徴 | 向いている用途 |
| 全球型 | 360度撮影が可能。天井中央に設置しやすい。 | 広い空間を1台でカバーしたい場合(ホール・売場) |
| 半球型 | 前方メインの撮影。壁面設置にも対応しやすい。 | 出入口やレジなど、明確な撮影方向がある場所 |
以下では全球型、半球型、PTZ機能付きついて、詳しく解説していきます。実際の見え方・用途の違いを理解すれば、イメージ通りの防犯カメラ映像につながるはずです!
【全球型】防犯カメラ

全球型はその名の通り、球形のカメラで、360度全方位を記録できます。1台で天井から見下ろすように広範囲を撮影でき、「死角なしの監視」が可能です。
映像は魚眼レンズのように歪みがありますが、ソフト処理で補正可能です。また魚眼レンズのような全体が分かる映像から4分割、8分割し、通常の防犯カメラ画像のような出力もできるようになっています。

そのため少ない台数で全体をカバーしたい次のような場所におすすめです。
- 店内全体の動きを把握したい店舗ホール
- 多方向の出入り口があるスペース
- 少ない台数で効率的にカバーしたい場所
ただし、細部の認識(顔・ナンバーなど)は苦手なので、広く浅く映したい用途に向いています。
【半球型】防犯カメラ

半球型は、前方の特定方向をしっかり映すのに向いたモデルです。壁面・天井のどちらにも設置でき、レンズの向きもある程度調整可能になります。
映像は比較的フラットで、「誰が何をしているか」がしっかり分かるのが強みです。そのため次のような設置場所におすすめです。
- レジ前でのトラブル防止
- 入口での入退店確認
- 客席エリアの監視
設置がしやすく、価格も手頃なモデルが多いのも魅力なため、ドーム型防犯カメラの導入を検討されている方は、半球型の防犯カメラを選ぶ方が多いです。
PTZ機能付きドーム型防犯カメラ

PTZ(ピーティーゼット)とは、防犯カメラの機能の1つです。Pan(パン:水平方向の首振り)、Tilt(チルト:垂直方向の首振り)、Zoom(ズーム:拡大・縮小)の3つの頭文字を取った略称になっています。
そのためPTZの機能が付いている防犯カメラは、「左右(パン)、上下(チルト)、拡大(ズーム)」ができるようになっています。
- PTZ機能付き防犯カメラ
- 左右(パン)、上下(チルト)、拡大(ズーム)ができる
PTZ機能はドーム型防犯カメラに限らず、高機能な防犯カメラについている機能になっています。PTZ機能が付いた防犯カメラは、遠隔操作でカメラの向きや拡大を自在に動かせるハイスペックモデルです。
PTZ機能が付いている防犯カメラの特徴が次の通りです。
- 必要な方向をリアルタイムで追える
- 顔や車両ナンバーもズームでくっきり確認できる
- カメラ1台で複数の監視ポイントに対応可能
ただし、高性能な分価格も高く、設置や操作には慣れが必要です。そのため、本部で複数店舗を集中管理したいケースや、警備体制が整った環境におすすめです。
設置場所別|ドーム型防犯カメラの見え方と注意点
ドーム型防犯カメラは、設置する場所によって「見え方」や防犯効果が大きく変わります。同じ機種でも、店舗・オフィス・病院・屋外などで最適な設置方法はまったく異なります。
ここでは、実際の現場でよく使われる設置場所ごとに、どこまで映るのか?どこに注意すべきか?を具体的に解説します。
- 店舗でのお客様への配慮
- オフィスでの撮影範囲の考え方
- 病院や施設でのプライバシー対策
- 屋外や駐車場での死角対策
「設置したけど思ったように映っていない…」など設置後のトラブルを防ぐためにも、ぜひ確認してください!
【店舗】飲食店や理美容などの設置とお客様への配慮

店舗では「店舗を監視しすぎず、お客様へ圧迫感を与えない設置」が最も重要です。
ドーム型防犯カメラは天井に設置でき、視線を集めにくいため、お客様に威圧感を与えずに広範囲を撮影できるのが強みです。
そのため防犯カメラでお客様それぞれを監視するような設置ではなく、店舗全体やレジ周りなどの特定場所を撮影し、「過度に見られている」とお客様へ感じさせない見え方がポイントです。
ただし、客席全体やテーブル付近を過度に映してしまうと、「監視されている?」と不安に感じられる可能性があります。
おすすめは以下のような配置です。
- レジ周辺や出入口を中心に撮影
- 席は全体の動線が分かる程度に抑える
- カメラの向きは固定し、追尾設定は避ける
防犯と接客のバランスを取ることで、安心感のある店舗運営が実現します!
【オフィス】設置と撮影範囲の最適化

オフィスでは、防犯と従業員の心理的安心感の両立がポイントです。
ドーム型防犯カメラは、受付・エントランス・共用通路などに設置することで、不審者の侵入抑止やトラブル発生時の記録に役立ちます。
一方で、執務スペースを常時映す設置は注意が必要です。従業員にとっては「常に見られている」と感じる原因になるからです。
そのため、
- 執務エリアは画角の端に入る程度
- 天井高を活かして俯瞰映像にする
- ズームや追尾機能は使わない
といった工夫が効果的です。
安心感を高めるためのカメラ設置を意識しましょう!
【病院】設置とプライバシー保護
病院では、防犯よりもプライバシー配慮が最優先です。
ドーム型防犯カメラは、デザインが目立ちにくいため、受付・待合室・廊下・エレベーター前などに適しています。
ただし、診察室、病室、処置室といった場所への設置は原則避けるようにしてください。これらは防犯よりも、プライバシーの保護を優先するためです。
また、患者や来院者に安心してもらうために、「防犯目的で設置しています」と掲示することも重要です。見守りのためのカメラであることを明確にすることで、信頼を損なわない運用が可能になります!
【マンション・介護施設】設置と入居者への配慮

居住・生活空間では、心理的な安心感が何より重要です。マンションや介護施設では、エントランス・共用廊下・エレベーター内への設置が一般的です。
ドーム型は天井と一体化しやすく、監視される圧迫感を与えにくいため、住民や入居者の抵抗感が少ないのがメリットとなっています。
一方で注意したいのが、
- 個室前を長時間映す
- 生活動線を過度に追う
といった配置です。
防犯目的とは言え、入居者のプライバシーを侵害する可能性があります。
そのため設置前に入居者やご家族へ事前説明を行い、防犯を目的とした安心のための設備であることをお伝え
しておくことがトラブル防止につながります!
【駐車場・工事現場】死角対策と見え方の工夫

駐車場や工事現場などの屋外は、広範囲を撮影し防犯対策を行うことが防犯効果を大きく左右します。そのため
高所への設置、加えて広角レンズを用いた撮影が望ましいです。
特におすすめなのが、PTZ機能付きドームカメラです。
- 広範囲を常時監視
- 必要な場所をズームで確認
- 侵入者に「どこを見られているか分からない」印象を与える
こうした効果を期待できます。複数台を組み合わせて死角をなくすことで、夜間や無人時間帯の防犯レベルが一気に高まります。
(参考)夜間の見え方や照明との関係
夜間の見え方は、カメラ性能だけでなく照明環境にも左右されます。照明が強すぎると白飛びし、暗すぎると人物の判別が難しくなります。
夜間の設置には赤外線を用いた夜間対応モデルを利用することに加えて、
- 照明の位置
- 光が直接レンズに入らない配置
を意識することで、夜間でも安定した映像が得られます。
(参考)屋外用ドームカメラの注意点
屋外に設置する場合は、防水・防塵性能が必須になるため必ず確認するようにしましょう。防塵防水機能は、IP××といった形式で表示されます。
- 防塵防水機能を表すIP××
- ・IP××の”×”は、数字が入る
・最初の数字は防塵性能を表し、0~6が記載される
・2番目の数字は防水性能を表し、0~8が記載される
どちらも数字が大きくなるほどに防塵、防水の性能が大きくなります。屋外で防犯カメラを利用する場合は、最低でもIP65以上、できればIP66以上を選ぶと安心してお使いいただけます。
その他、防塵防水機能の他に、防犯カメラの劣化や汚れに注意が必要です。
- 直射日光による映像劣化
- 雨風によるレンズ汚れ
- 高温・低温環境
屋外専用モデルを選ぶことはもちろん、定期的な点検・清掃を行うことで、長く安心してご利用いただけます。
設置方法による見え方の最適化テクニック
ドーム型防犯カメラは、設置方法によって“見え方”が大きく変わります。適切に設置すれば、少ない台数でも広範囲をカバーができるようになります。
次のようなポイントを押さえて置けば、より良い設置が実現できるようになるはずです。
- 壁設置と天井設置で見える範囲がどう違うのか
- 死角を減らすカメラの台数と配置の工夫
- 照明との組み合わせで夜間もクリアに映すコツ
- 複数店舗に最適な配置パターンとは
- 実は多い、設置時の失敗パターンと対策
上記の視点から、失敗しない設置のヒントを解説します!
壁・天井設置による見え方の違い

ドーム型防犯カメラの設置場所は、天井、もしくは壁面へ設置する場合が多いです。どちらもメリット、デメリットがあるため、しっかり押さえておきましょう。
天井設置
- 広範囲を撮影ができ、店舗やオフィスの死角を減らせる
- 天井裏に配線を通す必要があるため、工事の難易度が高まりコストが高くなる
壁面設置
- 天井裏を通す必要がなく、配線がしやすい
- 対象機器が限られ、撮影範囲に死角ができ、撮影映像に歪みが生まれやすい
そのため店舗やオフィスなどの広範囲を撮影する場合は天井設置を行うように意識してください。
もしレジ周り周辺や特定の出入口周辺などの特定範囲の撮影だけであれば、コストが安くなる可能性の高い壁面設置の検討も選択肢になるでしょう。
死角を減らす配置とカメラ数の考え方

見落としがちなのが、柱の裏や冷蔵ケース横などの“物陰”です。1台で全てを映そうとせず、複数台でカバーエリアを補完し合う構成がベスト。
以下のような配置が参考になります。
- 天井中央に全体監視用(広角)
- 出入口付近に人物確認用(高解像度)
- レジ前にトラブル対応用(音声対応も可)
カメラ台数を減らすより、最小限で最大効果を出す配置を意識するのがポイントです!
照明条件と見え方の工夫

カメラの性能だけでなく、照明との相性も見え方に大きく影響します。
例えば、逆光が強い入口付近では、WDR(ワイドダイナミックレンジ)対応カメラを選ぶと映像が飛びにくくなります。
- WDR(ワイドダイナミック)対応カメラとは
- 明暗の差がある画像を補正する機能です。例えば逆光の中で暗い画像を明るくしたり、暗い場所を明るく映し出すことで、どちらもしっかりと撮影できるように補正します。
また、照明の真下に設置すると、光が反射して映像が白飛びする場合もあるので要注意です。
夜間は赤外線LED搭載モデルでも、照明の補助があると顔の識別精度が格段に上がります。
- 赤外線LEDカメラとは
- 暗闇で赤外線LEDを発光し、肉眼では見えない光で夜間や暗闇を照射して見えるようにするカメラです。屋外で防犯目的に使われる場合が多いです。また中には威嚇を目的に赤外線を赤く光らせる防犯カメラもあります。
防犯カメラを設置する場合は、日光や照明などが当たっているかもセットで考えることが大切です。
複数店舗での設置パターン事例
店舗ごとにレイアウトが異なる場合でも、定型パターンをベースに応用設計することでコストと効果の両立が図れます。
特に同一オーナーが複数店舗を運営する場合、店舗ごとに防犯カメラの設置位置を変えてしまうと導入後の管理が煩わしくなってしまうため、注意するようにしましょう。
例えば、以下のような飲食店、小売店、駐車場では、設置パターンに記載のある場所を中心に設置しておけば、店舗ごとのレイアウトが違っても、管理しやすくなります。
| 店舗種別 | 設置パターン | ポイント |
| 飲食店 | 天井中央+レジ+入口 | 広範囲+人物特定の両立 |
| 小売店 | 天井中央×2+通路左右 | 万引き防止に効果大 |
| 駐車場 | 外壁上部+出入口 | 夜間撮影+ナンバー確認 |
統一感を持たせつつ、各店舗のリスクに合わせたカスタマイズが鍵です!
失敗しない設置方法とよくある落とし穴
実際によくある失敗として、「レンズの保護シールを剥がし忘れた」や「角度調整せずに設置して死角だらけ」などがあります。
また、設置後にWi-Fiの接続が安定しないというトラブルも発生しています。
失敗を避けるためには、次のような点も注意するようにしましょう。
- 設置前に画角をある程度シミュレーションしておく
- 防犯カメラを仮止めし、撮影映像を確認しながら画角を調整する
- 実際の運用時間帯(夜間など)で画質確認を行う
- Wi-Fi接続する場合はWi-Fiアナライザーで事前にネットワーク環境を確認する
「つけて終わり」ではなく、事前準備や設置後の確認を行い“導入後の運用をどのように行うか”が成功のカギになります。
ドーム型防犯カメラのメリット
店舗やオフィスにおいて、ドーム型防犯カメラは見た目の圧迫感が少なく、死角も少ないため、効率よく監視を行いたい経営者にとって非常に魅力的です。
以下のような点が主なメリットとして挙げられます。
- 死角が少なく広範囲を撮影できる
- 設置の自由度が高く、天井・壁面にも対応
- 高い耐久性とコストパフォーマンス
それぞれ詳しく見ていきましょう!
死角が少なく1台で効率よく撮影

ドーム型カメラの最大の特長は、広範囲を1台でカバーできる撮影効率の高さです。
360°を撮影できる全方位型はもちろん、半球型も一般的に90°~120°が一般的で広範囲を撮影することができます。
加えてPTZ機能が付いているモデルであれば360°に近い視野を持つことが可能です。
- 広範囲の撮影がドーム型のメリット
- ・全方位型は360°の撮影が可
・半球型は一般的に90°~120°の撮影が可
・PTZ機能付きなら、半球型でも360°に近い撮影が可
つまり1台の防犯カメラを天井に設置すれば、全方位を見渡すことも可能となるんです。
ドーム型の防犯カメラなら、設置台数を抑えながらも死角を大幅に減らせるため、導入コストも抑えやすく、設置の手間も軽減されるのが嬉しいポイントです。
「ここにももう1台必要かな?」と迷っていた箇所が、1台のドーム型で解決するケースも多いです。
お客様や従業員へ与える圧迫感が少ない
ドーム型の防犯カメラは、丸みを帯びて景観になじみやすいため、店舗にいらっしゃるお客様やオフィスの従業員に対して、圧迫感を与えにくいのが特徴の1つです。
圧迫感が少ないという特徴は、防犯カメラを設置してもプライバシー侵害のリスクを下げて、スムーズな導入が可能となります。
こうした心理的な側面を考慮できる唯一の防犯カメラになっています。
また防犯カメラの撮影画角が分かりにくいため、レンズがどの方向を向いているのか分かりにくいのも特徴の1つです。
こうした丸みを帯びを帯びた半球型の防犯カメラは天井になじみやすく、お客様や従業員へ違和感を与えず、防犯効果を高めることができます。
耐久性とコストパフォーマンスが高い
ドーム型防犯カメラは、耐久性とコストパフォーマンスに優れています。
- レンズ内蔵、角がなく耐久性が高い
- ・レンズがドーム内で保護される
・半球型で衝撃を逃がしやすい
ドーム型防犯カメラは、レンズがドーム内に内蔵しており露出していません。そのため防塵防水性能が高い場合が多く、劣化しにくいのも特徴です。
また半球状なため万が一、物理的に殴る、蹴るといった衝撃があった場合も、ダメージが1点に集中しにくいです。
- 汎用性が高くコストパフォーマンスが高い
- ・1台で広範囲をカバーできる
・設置場所を選ばず、クレームが起きにくい
ドーム型カメラは1台で広範囲をカバーできるため、少ない台数で幅広い対象を撮影ができるようになっています。
丸みを帯びた半球型の本体は場所を選ばず、店舗、オフィス、病院、介護施設、マンション、駐車場や工事現場と多様な場所に設置されています。お客様や従業員に与える圧迫感も少なく、トラブルが起きにくいです。
画角調整などの付けなおしや、トラブルによる設置位置の変更といった対応が少ないため、無駄なコストが発生しにくいです。
ドーム型防犯カメラのデメリット
ドーム型カメラは非常に多機能で扱いやすい一方で、導入前に知っておくべき注意点もあります。
特に「遠くまでしっかり映したい」「夜間もくっきり録画したい」といった目的がある場合、機種や設置方法によっては満足できないケースも出ています。
以下のようなポイントを把握し、用途に合った選定を行うことが重要です。
- 望遠や夜間撮影性能に限界がある
- 設置の仕方次第で映り方が大きく変わる
メリットとデメリットをセットで理解することで、後悔のない導入ができます!
望遠性能や夜間撮影時の限界
ドーム型カメラは広角撮影に強い反面、望遠機能はそこまで得意ではありません。
特に、来店者の顔をズームして確認したい、遠くのナンバープレートをはっきり映したいといった場合、ボックス型や高倍率ズーム付きのPTZカメラの方が適しています。
また、夜間撮影に関しても、赤外線LEDが搭載されていないモデルでは暗所での映像が不鮮明になることがあります。
「昼はよく見えるけど、夜になると真っ暗…」というトラブルもあるため、夜間対応モデルの選定や照明の併用を検討すると安心です。
設置方法により性能差が生じる
ドーム型カメラは設置場所や角度によって映り方が大きく変わるタイプです。例えば、天井に水平設置した場合と、壁に斜め設置した場合では、撮影範囲や死角の位置が大きく異なります。
そのためボックス型の防犯カメラと比較した場合、水平に設置できるかが設置時のポイントとなります。
また、天井が高すぎたり、逆に低すぎると、期待した視野が確保できなかったり、人の表情が映らないことも。
このため、設置前には「どの位置から、何を、どのくらいの範囲で映したいか」を具体的にシミュレーションする必要があります。
「とりあえず設置してみた」では、思うような効果が得られないこともあるので注意が必要です。
もしもどこかの業者へ依頼をしたいと考えられた場合は、防犯カメラ業者の選び方を解説したこちらの記事を確認してみて下さい。
まとめ
今回は、ドーム型防犯カメラの見え方や死角、設置の工夫、メリット、デメリットについて解説をしてきました。
天井設置で目立ちにくく、店舗の雰囲気を損なわないドーム型カメラですが、「実際にどこまで映せるのか」「見落としがない設置はどうすればいいか」といった不安をお持ちの方も多いはずです。
まずはドーム型防犯カメラの基本を押さえ、ドーム型防犯カメラの種類別の見え方の違いを把握すれば、不安を解消できます。
ドーム型防犯カメラの基本情報
- ドーム型は「広範囲を撮影できる」の防犯カメラ
- ドーム型防犯カメラは全球型と半球型の2種類がある
- 全球型は360°、半球型は90°~120°の撮影ができる
まずドーム型防犯カメラは、ボックス型の防犯カメラと比べて撮影できる範囲が広いのが特徴です。1台で広範囲をカバーできるため、必要台数を押さえられコストパフォーマンスに優れています。
またドーム型防犯カメラは、半球形状のカメラを天井に設置するため圧迫感が他の防犯カメラに比べて少なく、お客様や従業員などへの心理的ストレスを感じさせにくいのが特徴です。
もし店舗やオフィス、病院や介護施設といったお客様や従業員が出入りする場所なら、ドーム型防犯カメラの導入をおすすめします。
ただし設置時の調整が必要なため、心配な方は専門の業者へ相談がおすすめです。
以上の内容を押さえておけば、ドーム型防犯カメラをより効果的に活用し、店舗の安心感とお客様の満足度を同時に高められるはず。ぜひ今回の記事を参考に、現場にぴったりな設置プランを見つけてください!