「光回線が時間帯によって遅くなる!!」と困っていませんか?
光回線が時間帯によって遅くなるのは、アクセスする利用者が増減するからです。
利用者が増えるのは、特に『夜』と『昼』の時間帯。
- 夜はテレビや音楽を楽しむ人が多い
- 昼はランチの時間で調べものをする人が多い
ただし、夜や昼に速度が遅い人は他にも原因がある場合もあります。
特に遅い人はいくつかの原因が重なってしまい、「遅い!」と感じます。
だから遅いと感じたら、光回線やプロバイダーなどの6つのチェックポイントを確認しましょう。
この記事では、光回線が時間帯によって遅くなる理由と対策や改善策について、お伝えします。
光回線が遅くなる時間帯はいつ?
光回線が遅くなりやすい時間帯は、人が光回線へ集まりやすい時間帯です。
光回線へ集まりやすいのは、『夜』>『昼』>『朝』のの順番になります。
光回線を使う時間は、ある程度決まっていませんか?
- 夜帰ったらずっとWi-Fiで音楽を流す
- テレビは光回線で見る
- 夜は光回線を使ってオンライン対戦をしている
ご飯や歯磨きの時間帯と同じように、光回線を使う時間帯もある程度決まっています。
そして多くの人が使いやすい時間帯は、『夜』と『昼』です。
- 仕事が終わった夜はテレビや音楽を楽しみたい
- せめて仕事の休み時間のお昼の時間帯は好きなことをして過ごしたい
この気持ちに共感してくれる人も多いはず。
つまり共感してくれる人が多ければ、普段は同じ気持ちで、同じ時間帯で光回線を使っている場合が多いです。
光回線が夜やお昼に遅くなるのはなぜ?
光回線が夜や昼に遅くなるのは、光回線にアクセスが集中して混雑をしているからです。
道路と一緒でアクセスが集中して混雑をしていれば、嫌でも速度は遅くなります。
つまり光回線が遅くなるのは、混雑して回線が詰まってしまうから。
- 夜のゴールデンタイムは自宅に人が集つまる
- 昼は会社や学校に人が集まる
こうした人の集まりがあることで、回線は混雑してつまってしまい遅くなるわけです。
夜やお昼に光回線が遅いがすべき6つの対策
夜やお昼の時間帯によって、光回線の速度が遅くなってしまう人は次の6つの対策をやってみましょう!
- 遅くなる時間帯を回避
- 光回線の種類を変更
- プロバイダーを変更
- ルーターを最新機種に変更
- Wi-Fiルーターを最新機種へ変更
- 使うパソコンやタブレットを最新機種へ変更
「夜や昼の時間帯に遅くなるのは仕方ない」と思っている人もいるかも知れません。
確かにある程度の遅延は、使う人が多くなればやむを得ない。
でも多くの人が使うからこそ、普段からボトルネックの弱い部分が明確になる場合もあります。
対策①~⑥を1つずつ実施して、どこに問題があるか特定させましょう。
対策①|遅くなる時間を回避
まずは遅くなる時間帯を回避してみましょう。
簡単な方法ですが、他の時間帯で問題なく使えるか確認のため。
確かに人のアクセスが増える時間帯は、遅くなるのも仕方ない場合もあります。
でも普段は夜メインで使っているから、他の時間帯がどのくらいの通信速度がでるかなんて分かりませんよね?
もしかしたら遅くなるのはアクセスが混雑する時間だけではないかも知れません。
対策②|光回線の種類を変更
光回線も速度が遅い原因になります。
一言に光回線と言っても、戸建やマンションで使うさまざまなタイプがあるのを知っていますか?
戸建タイプ
- ギガ・ファミリータイプ(最1Gbps)
- ファミリー・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)
マンションタイプ
- ギガ・マンションタイプ(最1Gbps)
- マンション・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)
ぱっと見が同じ光回線でも、実際には10倍以上も速度が違う場合があります。
またマンションでは、光配線方式、VDSL方式、LAN配線方式など、配線方式によって、1Gbps~100Mbps と差が出てきます。
契約する光回線を確認して、光回線の変更で速度向上できるなら変更を検討しましょう!
対策③|プロバイダーを変更
速度が遅くなる理由の多くがプロバイダーです。
プロバイダーはNTTコミュニケーションズ、KDDI、Softbankなどの大企業から、聞いたことのない中小企業まで、様々な会社が運営しています。
- 大手通信キャリアが運営するプロバイダー
- 中小企業が運営するプロバイダー
基本的には大手企業が運営するプロバイダーを使うのがおすすめです。
なぜなら契約者数が多ければ、設備を維持したり、直したりする費用を多く使えるから。
もし何かのきっかけで聞いたこともない中小企業が運営するプロバイダーを利用していたら、これを機会に見直しをしてみましょう!
対策④|ルーターを最新機種に変更
5年以上前のルーターを使っているなら、最新機種へ変更しましょう。
ルーターも基本的に消耗品です。
古くなれば処理速度も遅くなるし、新しい通信規格も出てきます。
また10台以上の端末を使っているなら、家庭用のルーターから法人用のルーターへ変更するのがおすすめ。
適切な端末台数に合うルーターを使えば、通信速度が速くなる場合が多いです。
対策⑤|Wi-Fiルーターを最新機種へ変更
ルーターと同じように、Wi-Fiルーターも最新機種へ変更しましょう!
Wi-Fiルーターは、ルーターよりも通信規格が見直されています。
スパンとしては、だいたい5年前後。
Wi-Fiルーターも消耗品と捉えて、速度が遅いと思ったら定期的な見直しをおすすめします。
対策⑥|使うパソコンやタブレットを最新機種へ変更
使うパソコンやタブレットが古ければ、遅いのは光回線が原因ではないかも知れません。
いくら光回線、プロバイダー、Wi-Fiルーターを最新機種で使っても、端末自体が古ければ意味がありません。
特に端末には、光回線へ接続することで通信ゴミ(キャッシュ)がたまって、速度がロコtに遅くなります。
定期的にキャッシュをきれいにして、端末も5年をめどに最新の端末へ変更しましょう。
まとめ|時間帯で遅くなるのは混雑が原因
この記事では、光回線が時間帯で遅くなる理由と対処方法について、解説をしてきました。
- 光回線が遅くなるのは『夜』や『昼』
- 夜や昼に遅くなるのはアクセスが集中するから
- 遅いなら6つの対策を全て確認
光回線が時間帯によって遅くなるのは、利用者のアクセスが増減するからです。
ただし利用者が増える時間帯でも速度が低下しにくい光回線もあります。
速度が低下しにくい光回線にするなら、6つの対策を1つずつ確認して、ボトルネックを1つずつ確認するのが大切です。