なんで高額キャッシュバックができるの?
この記事では、NTTやauなどの代理店営業の仕組みについて解説をしていきます。
NTTやau、Softbankなどの通信系代理店と聞けば、あまり良いイメージを持たない人が多いのではないでしょうか。
SNSで検索すれば、「詐欺だ」「毎日のように電話営業がくる」と言った不満の声が多い。
でもだからと言って、なんとなく代理店を避けてしまうと損をすることにもつながります。
この記事では、代理店の仕組みや代理店経由で申し込むメリットを解説します。代理店へ申し込もうか悩む人の参考になるはずです。
- 代理店の仕組み
- 高額キャッシュバックができる仕組み
- 代理店経由で申し込むメリット、デメリット
通信業界の代理店営業の実態
通信キャリアは代理店の営業力で成長した
NTT、au、Softbankなどの通信キャリアは、代理店の営業力で成長を遂げています。
周りを少し客観視して見回してみれば、通信キャリアの代理店が多いことに気が付くはず。
- 家電量販店でスマートフォンや固定回線を販売
- 高額キャッシュバンクをアピールするWeb
- 法人や家庭への電話営業
家電量販店、Web、電話営業など、基本は全て代理店が営業を行っています。加えて、通信キャリアの携帯ショップも代理店が運営を実施。
今の日本に普及した光回線やスマートフォンなどは、実は通信キャリアに加えて、代理店の営業力によって普及してきたのです。
代理店が営業するのは儲かる仕組みがあるから
これだけ通信キャリアの営業を代理店が行うのは、儲かる仕組みがあるから。代理店の収支は、通信キャリアから支払われる手数料で成り立っています。
通信キャリア、代理店、お客様の関係を図示したのがこちら。
- 代理店がお客様へ営業
- お客様は通信キャリアと契約
- 通信キャリアは代理店へ手数料を支払う
この関係で成り立っているのが、代理店の仕組み。
代理店は売れば売るほど儲かるインセンティブ体系が多いです。だから代理店の多くは死に物狂いで営業をしてくる。
「NTT 代理店」「au 代理店」と検索すれば、様々な評判がありますが、根本には営業すれば儲かる仕組みがあるから、どの代理店も必死で営業をしてきます。
代理店の活用術!代理店経由で申し込むメリット
通信の営業を行う代理店は、営業のしつこさや、雑な営業から敬遠されがち。
でも代理店とうまく付き合って申し込みを進めた方が、お得に契約ができるかもしれません。
それは通信キャリアがやっていない「高額キャッシュバック」があるから。
代理店独自のキャンペーンとして行われるため、通信キャリアにはない高額なキャッシュバックが行われています。
代理店経由の申し込みで高額キャッシュバックの仕組み
家電量販店や電話などの営業で、「今お申し込みいただければ、〇〇円キャッシュバックいたします!」のように、高額キャッシュバックを訴求した営業の経験はありませんか?
高額キャッシュバックは、代理店経由で申し込む大きなメリットです。
いきなり「〇〇円キャッシュバックします!」なんていわれると、不安になりますよね?
申し込めば数万円のキャッシュバックと言われたら、詐欺にあったかのように思ってしまう。
でも大丈夫。代理店のキャッシュバックは、通信キャリアが支払う手数料が原資になっています。詐欺とは違い、代理店がそれだけのキャッシュバックを支払っても、代理店が儲かる仕組みになっています。
docomoショップやauショップなどで携帯電話を契約する際、不要なオプションの契約を進められたことはありませんか?
こうした営業が行われるのは、docomoショップやauショップも代理店であり、オプションを多く契約すれば、代理店に支払われる手数料が多くなるから。
こうした手数料を原資に高額なキャッシュバックが行われています。
高額キャッシュバックの仕組みを理解し、代理店へ申し込むメリットをフル活用すべき。何となく不安だからと、代理店から遠ざかれば損をするだけです。
契約先は通信キャリア、代理店経由でも心配なし
代理店の営業を受けて、申し込もうとしても「騙されているのでは?」と不安に思うことはありませんか?
代理店を経由した申し込みであっても、あくまで契約先は通信キャリア。代理店に申し込みをすると、「詐欺にあいそう」と心配する人は間違いです。
契約先は通信キャリアになるため、そこまで神経質になる必要はありません。むしろ代理店を一方的に嫌ってしまい、高額キャッシュバクをもらえない損失を気にすべきです。
代理店経由で申し込むデメリット
代理店へ申し込めば、高額キャッシュバックをもらえる大きなメリットがありますが、一方、デメリットも。
それは代理店による営業品質や、営業方法によっては説明内容が伝わりにくいことです。
代理店や営業担当で対応品質が悪い
代理店や営業担当によって、応対が悪いことがあります。
代理店は通信キャリアから手数料をもらって経営を行っています。
目先の営業成績が悪ければ、もらえる手数料が下がったり、手数料がもらえなくて従業員の給料が支払われないなんて可能性も。
もちろん、代理店の営業成績の他にも、個人の営業成績も管理されるのが大半です。売上が足りなければ上司から怒られるし、罵声を浴びさせるなんてことも。
代理店によってこうした追い込まれた状況にあれば、対応が悪くなったり、必要な説明内容を説明しないなんてことも、容易に説明が付きます。
また大手企業の通信キャリアとは違い、小規模な企業が多いため従業員の育成があまりされてないことも。
代理店や営業担当によって応対が悪いのは、代理店で申し込むデメリットの1つです。
代理店の営業方法によって説明内容が伝わらない
一言で代理店と言っても、その営業方法はさまざま。
- 携帯電話のショップ
- 家電量販店での声掛け
- 高額キャッシュバックの多いWeb
- 固定電話や携帯電話への電話営業
このうち、電話営業は説明になってしまうため、誤解を生むもとになります。
代理店と言っても、商品を売るために言葉を巧みに操るプロ。詳しくない人にとって、営業マンの言葉は魅力的に映るはず。
でも営業マンがいくら丁寧に説明しても、不慣れな人には伝わらないことも。
「こんなの聞いてない」なんてことにならないためにも、お得だからと簡単に申し込み安い電話営業には注意しましょう。
NTTの代理店じゃない!コラボ光に気をつけて
NTTがコラボレーション光(コラボ光)の営業を始めてから、お得になった反面、ますます分かりにくくなってます。
「NTTのフレッツ光を申し込んだと思ったら、別の光回線だった」なってことにならないよう注意しましょう。
フレッツ光とコラボ光の違い
フレッツ光とコラボ光は、サービスを提供する会社が違います。
- フレッツ光:NTTが提供
- コラボ光 :docomo光やソフトバンク光など別の会社が提供
光回線と言っても、コラボ光を含めれば500種類以上のサービスがあります。
もちろん、コラボ光はNTTが提供するわけではないため、トラブルや困りごとがあっても、NTTは
対応しません。
特に法人のお客様がコラボ光を申し込む際は、十分に検討してから申し込むようにしましょう。
まとめ
この記事では、NTTやauの代理店営業について、解説をしてきました。
- NTTやauの代理店は、通信キャリアから手数料をもらう
- 高額キャッシュバックは、通信キャリアからの手数料が原資
- 代理店経由で申し込めば、キャッシュバックをもらえるからお得
- 代理店によっては、営業品質が悪いところも
光回線やスマートフォンを普及させてきたのは、通信キャリアに加えて、代理店の営業力があったから。
代理店の力がなければ、ここまで普及していないかもしれません。
でも様々な代理店がいるのも事実。代理店の仕組みを理解したうえで、上手にキャッシュバックをもらってお得に使いましょう。