- 防犯カメラと監視カメラのカメラ性能は同じ
- 違いは使う「用途」や「目的」
- 防犯カメラは犯罪防止や抑制に使われる
- 監視カメラは離れた場所の状況確認に使われる
防犯カメラを選んでいたら、「防犯カメラ」と「監視カメラ」が何が違うか気になりますよね…。
「防犯カメラと監視カメラは何が違うの?」
「カメラはどっちを選んだらいいの?」
防犯カメラと監視カメラの機能は、そのほとんどが同じです。
防犯カメラと監視カメラは、使う用途が違うため呼び方が変わります。
大切なのはどちらのカメラが良いのか、悪いのかではありません。
目的に合ったカメラを選んでいるかです。
この記事では、防犯カメラと監視カメラの違いついて、分かりやすく解説をしていきます。
この記事を読めば、防犯カメラと監視カメラの違いが分かります。
さらに活用例から、どちらを選べばいいか判断がつくよになりますよ!
自分1人でカメラを選んだり、取り付けが難しければ専門業者へ相談してみるのもおすすめです!
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防犯カメラと監視カメラの違い
防犯カメラを監視カメラの違いは、設置する用途や目的によって区別されます。
防犯カメラと監視カメラの違い
- 防犯カメラは犯罪の防止や抑止
- 監視カメラは離れた場所の状況確認
- 防犯カメラと監視カメラの機能は同じ
防犯カメラの特徴
防犯カメラは犯罪の防止や抑止を目的に設置されます。
相手にも認識させる大きな形や、防犯カメラ作動中のシールが張られるのは、犯罪者への心理的な負担を掛けるためです。
防犯カメラに気が付きやすいのは、あえて分かりやすい場所に設置しているからです。
防犯カメラの設置場所
- 戸建の玄関
- マンションのエントランス
- コンビニの出入口やトイレ前
これらはあえて、「設置していることを周囲へ認識させる」ことで、 防犯の役割を担っています。
その他、犯罪が発生したら犯行現場を抑えた重要な証拠として映像が使われます。
監視カメラの特徴
監視カメラとは、離れた場所から天気や仕事の様子などの監視を目的に設置されます。
防犯カメラとは違い、リアルタイムに現場を見れることや、パン・チルト機能を使って周囲を見渡すことなどが重要視されます。
監視カメラの設置場所
- 離れた場所のソーラー発電
- 工場の生産ライン
- 飲食店の店内
一見、防犯を目的に設置しているように思いますが、遠隔地からの状況把握のため設置されています。
特に複数の場所をすばやく状況を把握するために使われます。
使われるカメラはどちらも同じ
防犯カメラと監視カメラは、設置する目的や用途は違うものの、機能は同じです。
防犯カメラと監視カメラの目的の違い
防犯カメラ | 監視カメラ | |
主な用途 | 犯罪の防止や抑止 | 遠隔地の状況把握 |
設置場所 | ・玄関や出入口 ・トイレ前 ・階段 |
・ソーラー発電所 ・工場の生産ライン ・飲食店の店内 |
防犯カメラと監視カメラは用途や目的によって、言い方が変わります。
でも実際に使われるカメラは、防犯カメラと監視カメラともに同じです。
しいて言えば、遠隔地に設置する監視カメラは、インターネット接続された「ネットワークカメラ」が前提となるくらい。
防犯カメラと監視カメラに機能の違いはありません。
防犯カメラの活用例
防犯カメラは、マンションやコンビニなどの防犯を目的に活用されています。
防犯カメラの活用例
- マンションや寮の出入口
- マンションやコンビニの駐車場
- 商店街の通路
- 店舗のレジ周り
- 店舗の陳列棚
防犯カメラ①マンションや寮の出入口
マンションの寮や出入口には、ほとんどの場合に防犯カメラが設置されています。
出入口には居住者に加え、配達などの不特定多数の人が通過します。
出入口に防犯カメラを設置するのには、犯罪者に精神的な負担をかけ、居住者には安心感を与えてくれます。
そのため防犯対策には、出入口は抑えたい設置場所です。
防犯カメラ②マンションやコンビニの駐車場
マンションやコンビニの駐車場も、防犯カメラを設置したい場所です。
駐輪場は無断駐車や車上荒らしなど、意外に犯罪が起きやすい場所になります。
防犯上の目的に加えて、ひき逃げ事故などの証拠としても活用されています。
防犯カメラ③商店街の通路
商店街の通路も多くの地域で、防犯を目的に設置されています。
特に夜間の人通りが少ない場所や、深夜まで営業する店舗が多い商店街では、防犯カメラが活躍しています。
深夜に該当がない地域では、通行者も不安を抱えますよね?
周囲を照らす該当の設置が難しくても、防犯カメラなら比較的簡単に設置ができます。
防犯カメラ④店舗のレジ周り
店舗ならレジ回りへの防犯カメラの設置は、忘れずにやりましょう!
現金は会社の資産です。
万が一なくなるようなことがあれば、外部からの訪問者はもちろん、従業員も容疑の対象になります。
会社の資産を守るため、そしてお客様や従業員を守るためにも、レジ周りの防犯カメラは必須です!
防犯カメラ⑤店舗の陳列棚
店舗の陳列棚も、レジ周り同様に防犯カメラを取り付けましょう!
陳列棚にある商品は、ゆくゆくはレジにある現金へ変わる資産です。
つまり陳列された商品も、会社の資産と言えますね。
防犯カメラを取り付けて、商品を万引き犯から守ってください!
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監視カメラの活用例
監視カメラは、離れた場所の状況確認を目的に使われています。
監視カメラの活用例
- 建設現場の進捗状況
- 飲食店の店内
- 工場の稼働状況
- 福祉施設の施設内
- 学習塾や幼稚園・保育園の授業風景
監視カメラ①建設現場の進捗状況
監視カメラの有効な活用例として、建設現場の進捗確認があります。
建設会社の現場担当者は、複数の工事現場を掛け持ちしますよね?
離れていれば、全ての現場へ行くのは難しいです。
監視カメラを設置すれば、離れた場所から現場の状況を確認できて、現場からの報告を目視で確かめられます。
複数現場の建設会社では、有効的なとして活用されています。
監視カメラ②飲食店の店内
飲食店の店内映像も、監視カメラを設置して活用されています。
特に複数の飲食店を運営するなら、監視カメラは必須です。
店内の営業状況の確認に加え、来店者の人数や性別、家族構成などのマーケティングデータの収集としても活用ができます。
複数店舗を持つ経営者や、店舗を兼任する店長などの効率化ができますね!
監視カメラ③工場の稼働状況
工場の稼働状況の確認にも、監視カメラの設置は効果的です。
特に工場の敷地が広く、一目で全体を見渡せない場合に有効活用されます。
生産ラインの稼働状況の他にも、監視カメラの映像分析による生産改善なども期待できます。
工場の責任者が常駐していない場合や、複数の工場を兼務する場合などに効果的ですね!
監視カメラ④福祉施設の施設内
福祉施設では施設内の状況をいち早く収集するために、監視カメラが設置されています。
福祉施設では施設利用者同士のトラブルや、不測の事故が絶えません。
しかも施設は広く、全てに職員が目を配るのには限界があります。
そのため監視カメラにより、トラブルの初期段階での防止や、事故を未然に防ぐ手段として活用されています。
監視カメラ⑤学習塾や幼稚園・保育園の授業風景
学習塾や幼稚園、保育園などの授業風景にも、監視カメラが活用されています。
授業風
景の映像を撮影には、若干の抵抗があるかも知れません。
でも学校内の授業風景を撮影することで、職員間で授業を共有して授業スキル向上に役立てられています。
他にも、保護者へ授業の様子を解放したり、授業内容を生徒が復習するのに使えるようにするなど、開かれた教室作りに活用されています。
▼防犯カメラの設置場所を選ぶ方法▼
防犯カメラは目的に合わせて活用しよう!
- 防犯カメラと監視カメラのカメラ性能は同じ。利用する用途が違う
- 防犯カメラは犯罪防止や抑制
- 監視カメラは離れた場所の状況確認
防犯カメラと監視カメラは、カメラの性能は同じです。
呼び方が違うのは、利用用途が違うからになります。
- 防犯カメラは犯罪を防ぐため
- 監視カメラは離れた場所の状況を確認するため
利用用途が違うから、「防犯カメラ」「監視カメラ」と区別して呼ばれているだけです。
カメラの性能に違いはないため、必要な性能で比べてみて下さい。
1人でカメラを選ぶのが難しいと感じた方は、早めに業者へ相談してみて下さい。
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