「ポケットWi-Fiを使ってWi-Fiを利用する方法を知りたい」
「ポケットWi-Fiのメリット、デメリットって何?」
ポケットWi-Fiの導入を検討されている方へ、ポケットWi-Fiのメリット、デメリットについて解説をしていきます。
よくホテルやカフェに「Wi-Fi利用できます」なんて案内が良くありますよね?
実はWi-Fi環境を作るには、2つの方法があります。
- 光回線Wi-Fiを使ってWi-Fi環境を作る方法
- ポケットWi-Fiを使ってWi-Fi環境を作る方法
このブログでは、「ポケットWi-Fiを使ってWi-Fi環境を作る方法」について、解説をしていきます。
光回線を使ったWi-Fi環境を作る方法は、こちらをご覧ください。
ポケットWi-Fiについて解説
・ポケットWi-Fiとは
ポケットWi-Fiとは、ケータイ回線を使ってWi-Fiの電波を飛ばし、インターネット接続ができるサービスです。
スマートフォンとくらいの大きさのポケットWi-Fiには、ケータイ回線のSIMカードが入っており、ケータイ回線を使ってインターネット接続を行っています。
分かりやすく言うと、「スマートフォンのテザリング専用の通信機器」が、ポケットWi-Fiです。
これまでは、ポケットに入るくらいの大きさのポケットWi-Fiが多かったですが、今は「Softbank Air」などの、「卓上に設置するモバイルルーター」も登場してきています。
ポケットWi-Fiと比べ、電波の飛ぶ範囲が広い特徴がありますが、仕組みはポケットWi-Fiと同じです。
ポケットWi-Fiのメリット、デメリット
ポケットWi-Fiのメリット
場所を選ばずどこでも使える
ポケットWi-Fiの一番のメリットが、「場所を選ばずに使える」ことです。
カフェや会社、長距離のドライブや宿泊先など、ケータイの通信容量を気にせず使うことができます。
引っ越しが多くても面倒な手続き一切なし
場所を選ばずに使えるため、引っ越しが多い人も大丈夫。
光回線を使っている人は、引っ越しの際に「移転手続き」が必要となり、手間も時間も掛かりますが、そうした面倒な手続きは一切ありません。
進学して1人暮らしをする方、これから単身赴任をする方は、面倒な手続きが一切ないのは、ありがたいはずです。
ポケットWi-Fiのデメリット
通信制限がある
多くのポケットWi-Fiには、一度に大量の通信ができないように「通信制限」を設けています。
どのくらいの制限かというと、「3日間で10GB以上」が1つの目安になります。
「混雑回避のため」という建前ですが、10GBを超えると一定時間が使い物にならなくなります。
長時間にわたって、動画視聴やゲームを実施する方は、避けた方がいいでしょう。
電波範囲に限りがある
ポケットWi-Fiの電波範囲には、自宅に設置するWi-Fiルーターより電波範囲が狭い場合が多く、複数台のWi-Fiルーターを繋げて設置するなどの拡張性がありません。
そのため、建物内を移動したりする際は、肌身離さず携帯する必要があります。
台数に制限がある
ポケットWi-Fiには、接続できる端末数に制限があります。目安は10台程度まで。
もしそれ以上の台数を接続して、作業をする必要がある場合は、光回線を契約して高機能なルーターを設置しましょう。
環境に左右されるため一概には言えませんが、高機能なルーターを用意して設置すれば、50台程度のパソコンを接続しても、問題なくインターネット接続が可能です。
ポケットWi-Fiはこんな人におすすめ
ポケットWi-Fiは、こんな人におすすめです。
・学生の1人暮らしや単身赴任など引っ越しの多い人
・学校やカフェで作業をすることの多い人
・旅行の道中や宿泊先でWi-Fiを使いたい人
ポケットWi-Fiは、光回線とは違いWi-Fiルーターを増やすなどの拡張性はありませんが、工事も不要で契約したその日から使えるのが何よりも魅力。
ポケットWi-Fiを効率よく使用して、快適なインターネット利用環境を作りましょう。